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「片隅の迷路」 / 開高健

 こんばんは、コタローです!



裏山ジョグ・コースに桜並木がある。
先週はうっすらと透き通ったピンク色をつぼみの下
透けて見せていた枝垂れ桜が、今日にははっきりと
けがれのない桜色のつぼみとなっていた。

20180323_163954.jpg 

久しぶりの開高健さんの作品
グーグルから図書券が届いたの64円足して電子本を購入
ライトノベルの裁判ものも彼の手にかかれば一級品の小説
になる。逸る気持ちを抑え、1字1句大事にゆっくりと読む。

「おごそかに責め、すみやかに忘れ、白を黒といいくるめ、
ぜったい責任を知らない。逃げることは影のようでありながら、
攻めるとなれば何人でも立ちどころに殺してみせる。眼もなく、
耳もなく、尻尾もない怪物。
しかも眼と耳と爪で全身おおわれている怪物。」

「エホバも、キリストも、マホメットも、また”天皇”もわずか
明治以降7、80年のあいだだけしか信じなかった、いわば、
誰一人として、”神”にふさわしいものを見出さなかった私たち、
ということは、”人間”を信じなかった私たち、
それが、裁判長を、一個人を、”神”としてきたのである。」

「人々は何も知らないような、すべて知って疲れているような顔を
して、笑ったり、黙りこくったりして、
ただ押されるままに、押される方向に急いでいた。」

「千丈の堤もアリの一穴からや」

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