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「春琴抄」 / 谷崎潤一郎

 こんばんは、コタローです!

一期に春が来た。
山の雪は融け、土を露出して春山の様相に。
終わってみれば短い雪山シーズンで足を踏み入れる
機会も例年に比べ、少なかった。

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さて、本題の本
気にいった作家は連続して読むが、
谷崎潤一郎の作品も有名どころの
「刺青」、「痴人の愛」そして本書の3冊読み終えた。

谷崎潤一郎の実家がカネモであったからかもしれないが
刺激を求め過ぎた結果のアブノーマルなエロス作品群の印象だ。
いずれもノー天気でハッピーエンドだから読後の味も良い。

春琴抄は春琴と佐助のSとMの超越愛だが、
2人の関係は表裏一体で、大きな目で見れば
人間だれしもに内在するものかもしれず、
その意味では、人間を究極まで細かくしていくと
春琴と佐助の要素が炙り出されるのかもしれない。

連続して読んではみたものの、自分好みの作家ではなかった。

「昔は遊芸を仕込むにも火の出るような凄じい稽古を
つけ往々弟子に体刑を加えることがあった」

「汝等妾を少女と侮りあえて芸道の神聖を冒さんとするや、
たとい幼少なりとていやしくも人に教うる以上師たる者には師の道あり」

「およそ芸事は慢心したら上達はしませぬ」

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