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「帰還」 / プラトーノフ

こんばんは、コタローです!

短編は、短い頁の中で物語を完結しないといけないけど
やはりオチの部分があとあと記憶に残るとその作家は
好みの作家にノミネートされる。

あまり国によって好き嫌いはないが、(原文を読めるわけでもないので)
ドストエフスキーが自分のNo.1作家であるためロシアの作品が何となく
好きなわけだけど、このプラトーノフも内に秘めた爆発的なものを感じる
ことができて、読み漁りたいロシア作家の一人となった。

「帰還」のラストは、ストンと抜ける感じで締めくくられる。
そのシーンがこちら。

「イワノフは車室からバッグを地面に放り投げ、そこから車室の下段のステップ
に降り、子供たちが彼のあとを追って走っている砂道に列車から飛び降りた。」

レイモンド・カーヴァーと同じにおいもする。

 20171209_182250.jpg

「これまで知っていたすべてのことを、彼は突然、すっと正確に現実的に
思い知った。これまでは自尊心と、自分自身の関心という障壁ごしに
人生を感じてきたのだが、今ふいに剥き出しになった心で触れたのだ。」

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