「空白の五マイル」 / 角幡唯介

こんばんは、コタローです!

やはりこの季節になると相応の本を選んで
読んでしまう。
お気に入りのブログで紹介されていた1冊。

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ツアンポー峡谷を探検してきた強者たちの冒険記録。
冒険のロマンや峡谷に挑んだ強者達の伝説も織り交ぜ
どんどん頁をめくってしまえる面白さがある。

強者の中にはカヤッカ―の激流に飲み込まれ還らぬ人
となった話しもあり、いろいろと考えるところもあった。

自分が山に登る理由は
単に素晴らしい景色をみたいからである。
素晴らしい景色なら山に限らないが、
結局、人工物がない自然の深いところに
入って行かないとその景色には出会えない。
そんな景色を求め続けていくと、更に
奥の方へと入って行かなければならないのだが。

本書の締め(下記)にもあるように、自分は
冒険ヤローにはなれないかもしれないが、
(そこまでのリスクを冒したくないのでなれないが)
経験を積んで徐々に心身ともに鍛錬することで
経験したリスクを少しずつ克服する。
そして更に素晴らしい景色をみるために
新たなリスクを負う、その繰り返しを
していくんだろう、とこの先のことを想像する。

「リスクがあるからこそ、冒険という行為の中には、
生きている意味を感じさせてくれる瞬間が存在している。
あらゆる人間にとって最大の関心事は、自分は
何のために生きているのか、いい人生とは何か
という点に収斂される。
(中略)

いい人生。
死が人間にとって最大のリスクなのは、そうした
人生のすべてを奪ってしまうからだ。
その死のリスクを覚悟してわざわざ危険な行為を
している冒険者は、命がすり切れそうなその瞬間
の中にこそ生きることの象徴的な意味があることを
嗅ぎ取っている。
冒険は生きることの全人類的な意味を説明しうる、
積極的に単純化された図式なのではないだろうか。」

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