FC2ブログ

大寒波祭り、ブリザードに突っ込め!行者還岳 DAY2 ~生き残ったのは誰だ?!~


こんばんは、コタローです!

小屋の中にいる限り、外の猛吹雪の音は
ほとんどシャットアウトされている。
時折、屋根に積もった雪がドサっ、と音を立てて
地面を叩くぐらいだ。

そして小屋内部からはいろいろな種類の寝息や寝言、
そしておどろおどろしい嗚咽のようなイビキが聞こえてくる。

5:50 山童子さんの号令で、各自、シュラフを手早く
収納し、それをザックに収め、次に朝ごはんの準備に取りかかる。

鍋を温めている間、用足し(小便)に小屋の扉を開けると
猛烈な吹雪となっていた。



これ、帰・れ・る・か・な?
といった状態だ・・・・・。

④DSCF2538 20160123

気を取り直し朝食を頂くことに。
昨晩の鍋の残り(既にカチコチに凍っている)
に余った野菜、肉を投入したものだ。

②1453638514593

これが最後の食事になるかもしれない・・・、
という不安もよぎる。

食後は調理機材の片付けと部屋の清掃を行った。
そしてブーツを履き、しっかりアイゼンを装着する。

小屋の前で記念撮影をする。
これが最後の撮影かもしれない・・・。
ここまでは全員生きていたという証しだ。

①DSCN0452 20160123

激しく吹き付ける雪は露出した肌に容赦なく
襲い掛かり、冷たく痛い。
眼鏡の隙間から雪が入り込み、ただでさえ悪い視界は
5m先を見るのがやっとだ。

厳しいルートが続く。
雪は昨晩で20cmほど積もったようだ。
風表は更に酷く+α深くなっている。

⑤1453628379444

当然、昨日のトレースは綺麗に掻き消され、
赤テープのみが道標となる。

ただここからは風表で猛吹雪に向かって
歩を進めなければならない。
視界は更に狭められ、1m先の足元さえ、
はっきりと見ることができない。

⑧DSCF2549 20160123

みんな、不安を感じていただろうが、
それを口にする者は誰ひとりいない。

不安を口にした途端、恐怖に支配され
冷静な判断ができず誤った行動にでてしまう。

そして、それはパーティ全体に伝染し、パニック状態となり
あの世の世界がじわりじわりと詰めてくるのである。

何とか、核心部をクリアし、安堵するメンバー達。

⑥DSCF2540 20160123

露出していた眉毛、髪の毛に霧氷が・・・。
猛吹雪の中、厳しい山行が伺える。

⑦DSCF2544 20160123-1

この先も更に厳しい山行となる。

⑨DSCF2552 20160123

足を捕られ、もがく俺。
見せ場となり、メンバーにシャッターをきられまくる。

⑩1453637080056 

⑪DSCN0479 20160123 

⑫DSCN0480 20160123 

川が見えてくる、もうすぐゴールだ!

⑬DSCN0472 20160123

何とか全員無事に下山できそうだ。

⑭DSCN0484 20160123 

⑮DSCN0493 20160123

車に到着!
みんなの顔に達成感と笑顔が。

⑯DSCF2556 20160123

そして山童子さんから一言。
「こんな日に山に登ったらあかんでぇ・・・!」
お後が宜しいようで・・・。

こんな悪天候に他に誰も山には入っていないだろうと
思っていたが、我々の車に1台後に車が停めてあった。
どうやら鉄山経由で弥山に向かったようだ。
このコースは難易度が高い上に距離も長い。
この猛吹雪の中、無事だと良いが。

帰り道はなぜか青空だった。
む・む・む・む・む・・・・・。

⑰DSCF2562 20160123

さて、さて、今回のまとめ。

今回の山行で個人的な目的の評価は以下の通り。

①初の山泊(シュラフの性能確認、トイレ)
→シュラフは非常に快適。マットの弾力もちょうどよかった。
問題のトイレだが、猛吹雪の中、大自然の中でお尻を出すことはなく
いつもと変わらず家のトイレでゆっくりと過ごすことができた。
②大宴会(特製ナゴツミレ入りの超絶品豪華鍋)
→間違いなくこれまで食した鍋の中でズバ抜けて一番、旨かった!
③各種、山道具(B級品)の性能確認
→ヘッデン以外は全てイメージ通り調査通りで十分に機能してくれた。
④青空とモンスター(天候次第)
→今回は対象外だが、ブリザードとラッセルが経験できた点は
良かった。

いずれにしてもエキサイティングで記憶に残る素晴らしい山行であった!

コメントの投稿

SECRET

トラックバック

この記事のトラックバックアドレス

→この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

コタロー  (ボストンテリア)

Author:コタロー  (ボストンテリア)
全ての時間に記憶を刻め!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

訪問者累計(since 2014 4 1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR