こんばんは、コタローです!
旭ノ川といえば、おにぎりぃ~
是非、行ってみたかった場所だ!
スタート:7:15 ヒルがいるかもしれない道無き山の斜面を沢目掛け下る
入渓:7:30 旭ダム終端・吊り橋→折り返し地点の岩の洞門:14:00 そこから少し降渓し(14:15)林道歩き
車をデポしたゴール地点:15:00着
メンバー:山童子さん、ナゴPーさん、パパさん、カッパちゃん、
コテッちゃん、W氏、S氏、ツッチー、コタローの9名
林道から道なき道を約10分下降すると沢に着く。
まだ朝の7時半なので太陽の光は斜めからしか入ってこない。
谷はまだ明るくはないが、前方の山には朝霧がかかり神聖さを感じる。
沢登りだが、皆さんは山やさん。
足元は沢靴だが、服装は薄手のネオプレインで
キンキンに冷えた沢水は大変そうだ。
早速、股下まで浸かっての遡上
カッパちゃん「き・き・き・・・・」 「き・ん・の・た・ま・ご・が・こ・お・る・・・。」
カッパちゃんの壮絶な苦悶の表情
朝陽が差し込む谷
何とも美しい光景だ
浅目の小さな淵があったので浮かんでみる。
1つ目の滝
これを突破するには左岸が登りやすいが、
問題は淵を泳いで左岸に撮り付かなければならない。
まずはカッパちゃんが右岸から攻める。
難なくいくも残りのメンバーは左岸を選択。
意を決してキンキンに冷えた淵に飛び込む
一度のズブ濡れになればもう関係ない!
みんな乱舞状態で淵で戯れる。
滝の上からの川下の風景
この滝を越えると1つ目の難関
左岸の崖をへつっていかなければならない。
部分的に足場、ホールドが見つけにくい場所もありちょっと大変。
勿論、沢を泳いで突破してもよい。
2つ目の滝。
ここは右岸の滝横のクラックを攻める。
安全を期してロープを出してもらう。
こういうところって最初の取り付きがツルツル滑るので
ちょっと厄介だ。
初めの1歩の足場だけ決め、あとはロープ頼りで一気に
上がるのが良いかもしれない。
ここをクリアすると前方に大きな岩がでんと転がっている。
有名スポット、おにぎり岩だ!
その手前の岩層が美しい小さな淵で遊ぶツッチー
光も差し込み沢面の表情が滑らかで、
水が透明の絹糸がよじれた感じで流れていく。
クリームメロンソーダの幻想空間
その手前の岩層が美しい小さな淵で遊ぶツッチー
光も差し込み沢面の表情が滑らかで、
水が透明の絹糸がよじれた感じで流れていく。
小さな滝は泳いで取り付く。
右岸でも左岸でもOKだが、ぬめりがあって
滑りやすい。
スリングで補助して頂く。
ここは無料
さて、お次は2m強の川幅を渡らなければならない。
ここは少々流れがあるで左岸の上陸ポイントに上手く照準を合わせ
飛び込まなければならない。
W氏飛び込む!
ズッポリ頭まで沈み込む
1スリング(お助け紐) 100円で荒稼ぎするナゴPーさん
「生きたかったら、これに捕まれ」
様子を伺う山童子さん
ここでなぜ山童子さんはどんな場面でも安定した足取りが
できるのか物理的な面で分かったことがある。
山童子さん(写真左)の足首に注目してほしい。
シューズのフェルト部分が100%地面に接地するよう足首を
屈曲している。
これにより重心もまっすぐ下にいくので安定感も増す。
それに対して山童子さんの右横のヤツは足指のところがやや浮気味で
重心もやや後ろ側にある。
勿論、経験、技術面で大きな違いがあるが、この部分は
今後、修正していけば少しは改善されるかもしれない。
嬉しそうに泳ぎまくる山童子さん♪
何と今日からタッパーのみウェット着用!
ご本人もウェットの威力を堪能
本日のランチ会場♪
今日も非常に良い天気
開けた場所でリュックを下す
山童子さんがソウメンを持ってきてくれた♪
それを調理してくれるパパさん
ゆでるカッコ、冷やすカッコが
職人さんのように偉く決まっている!
しょうがを擦ったり、流しソウメンしたり、
何とも贅沢な楽しいランチとなる
さて、本日のメインディッシュの長淵50mの泳ぎ
距離が長い上にゴール5m手前で幅が狭まっていて
流速も速いため突破がなかなか困難とのこと。
そのためここはトップが30mザイルを持って
まずゴール地点に人間人柱として、メンバーの
ゴールをサポートしなければならない。
今回はそのトップを仰せつかる。
煌めく水面にすぅーっと泳ぎ始める
異常に澄んだ水面と透き通ったグリーンの水中
こんなところ泳げるなんて最高じゃないか!
足は勿論、つかないが数週間前の2度の台風で
随分と土砂が流れ込み水深は浅くなっている。
そのお蔭で中間地点は足が着く箇所があり、そこで小休止できた。
そして問題の流速が速い箇所は右岸スレスレに横泳ぎに切り替え
水流を最小限に抑えゴ~ル!
長淵を越えると2つ目のメインディッシュ 引木滝の登攀が待っている
ここは随分と手強かった場所だ
さすが3級の沢
ハッキリ言って自分みたいな素人がこれる沢ではない
この壁を越えなければ次に進めないのだが、
この壁である。
すでに沢登りではなく壁の登攀である。
山童子さんはこの壁を越えるべくいろいろな登攀道具を
ザックから取り出し、ハーネスに取り付けていく。
さっきの長淵は土砂が流れ込み難易度は優しくなったが
今回は逆で淵に土砂が流れ込んだため、水深が浅すぎて
ノーザイルのトップが滑落すれば地面に叩き付けられ
骨折は免れない。
難しそうな取り付きも難なくこなし、支点を設置しながら
ザイルを固定する。
みんなクギ付けだ
最大の難箇所
ほぼ垂直の場所をトラバースしなければならない・・・。
まず自分にはありえないことだ。
そもそも恐怖でそこまで行き付くことはできないが。
そんな場所も平坦な道の如く山童子さんはクリアしていく。
そして難なく登攀終了!
すごい!の一言である。
このコースを一番弟子?のW氏が登攀する。
やはり山童子さんのように安心感を持ってみることは
できず、手に力が入る。
最大の難所のトラーバース
いくらザイルがあるからといって足を滑らせたら
やはり大怪我のリスクは大である。
無事クリア~!
素晴らしい度胸である
壁からの景色
さて、ここからは比較的登りやすそうな場所に
アブミ付のロープをたらしていただく。
ナゴP-さんが壁に張り付く。
今回のビレーポイント
岩にハーケンを打ちこみ支点が設置してある
自分の登攀シーン(横からのカット)
本日の最終目的地は岩のアーチ
近くでみるとこんな感じ
自然の造形美
写真&映像を整理していて改めて
オトナのアトラクション盛り沢山の遡上であったと思う。
まずもって素人では来ることができない場所に
連れて来ていただき感謝!感謝!感謝!の一言である。
それにしても山童子さんの超人ぶりにいたく感心した1日でもあった!
ここからは来た道の引き返しとなる。
通常なら7mのところから飛び込むのだが、
土砂の影響で水深がない。
よって滝壺に近いところからのジャンプとなる。
その高さは5m弱。
全身真っ黒クロスケなので判別しにくいが
一応、大の字で飛び降りてみた。
ここからは毎度の道なき道を登り林道にでて
デポした車まで45分の林道歩き。
30分ほど歩いたところでヒルを目撃する。
【ヒル情報】
やはりジメついた林道で目撃
膝下は20%濃度の塩水を振り掛け対策をとるが
車に乗り込む前に確認したところ、ほぼ全員の靴に
ヒルが這い上がっていた。
問題はこの時期、アブも多く、ヒル退治をしているあいだ
アブ攻撃にもあい上から下からの攻撃でウンザリした。
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コメントの投稿
水先案内犬保護者生きてるか~い。
出た出た作成中のブログ。右端がU杉さんですか?元気そうで何より最近おとなしいのでみんな心配してるみたいですよ。
totoNo title
泳ぎ系というより、岩盤のぼり系ですか?ツッチーのFBのコメントでは山登りが少なくて快適!との事でしたが・・・
私はアカンやつですね。山童子さんのトラバース、直下は浅そうですしめちゃ怖そう・・・
次回は是非というつもりだったのが、行けるのかココ???
m.yamaハラハラ
写真見てるだけで すべりそうで ずり落ちそうで ハラハラしてしまいます山童子No title
コタローさん、お疲れ様でした。映像がとてもキレイなので、ブログにリンク貼らせてもらいます。
惜しむらくは、長淵と引木滝の淵が埋まってしまったこと。
それと、砂が堆積して水が濁ること。
来年は美しい渓に回復することを祈るばかりです。
tsuchii大作!
お疲れ様です。本当、沢山のことがありましたね。
写真と動画のお陰でようやく、出来事の記憶と順番が頭の中で整理されました。
楽しかったなぁ。
シュリンゲ、有料のとこと、無料のとこがあったんですね(笑)確かにそうでしたね。
どおりで。珍しくコタローさんがシュリンゲに手を伸ばしたと思ってシャッターを切りました。