「神々は渇く」 / アナトール・フランス

こんにちは、コタローです!
只今、有給中~
夜は満点の星空を!

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善悪までが大きく変わる混沌とした時代の中で
主人公ガムランは反革命と思われる者を容赦なく
ギロチンにかける狂信者へと変わり果てていく。

ちょうどデスノートの夜神月のように。

そして社会の歪みがその極みに達したとき、
その歪みは一気に爆発する。
ガムランはテルミドールのクーデターで
ギロチンへと赴く事になる。

病的な人間だけど、よくみるとこんな人間一杯いる。
時代背景がフランス革命とかいっているが、
今の日本だって、金権主義、情報管理社会(=個人のナンバー化とまな板状態)、
戦争ビジネスへの巻き込まれ・・・・・。

今の日本だって、その延長線上には
歪みの極みがまっているかもしれない。
ただ権力は馬鹿ではないので、過去の権力の失敗から
ミスを犯さず、生かさず殺さずの統治も可能だろう。
まさにオーウェルの「1984年」の世界に突入だ。

人工物ばかりの世界にいると
人間はそうなってしまうものなのかもしれないが。

「彼らは真理と、智慧と、至高の善とを所有していると
信じていたので、誤謬と悪とは敵のものであるとなしていた。
彼らは自分達を強者であると感じていた。
彼らは「神」を見ていた。」

ガムランの実の妹のフィアンセをギロチンに
かけ、妹をもギロチンに送りこもうとしたときの
強烈なセリフ。

「―悪党!人でなし!人殺し!わたしを殺せ、卑劣漢!
わたしは女だ!わたしを逮捕させろ、ギロチンにかけさせろ、
カイン!わたしはお前の妹だよ。」



「少年よ、君は自由で幸福な人間として大きくなるだろう。
そしてそれは忌まわしいガムランのおかげだということになるだろう。
僕が兇悪なのは君が幸福になるためなのだ。
僕が残忍なのは君が善良になるためなのだ。
僕が無慈悲なのは、明日、すべてのフランス人が
喜びの涙に暮れながら抱き合うためなのだ。」



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