「動物牧場」 / ジョージ・オーウェル


こんばんは、コタローです!

最近、読書熱がアツい!

ガリヴァ旅行記から始まったが、あの小説のジャンルが
ユートピア小説に対峙するディストピア小説の分類で
そのジャンルの本を手元に集め、まさに読み漁っている状態。

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人間社会の絶望を題材にした負の内容なので(暗いのはキライ)
ある程度、そういう世界があるという認識だけをすれば良いので
4~5冊代表作を読むぐらいかな、と考えている。

ディストピアになぜ興味を覚えるかというと、本書自体が
著作権がとっくに切れた50年前以上(1945年)に書かれた書なのに
現代の人間社会(の醜い部分)を予言した内容であることだ。
(というか本書は人間の本来的な部分を描いているので
いつの時代にも当てはまることかもしれない)
または予言ではなく、今も昔も人間の醜い部分(いや、醜い一部の人間)
はいつの時代も存在し、代わる代わる台頭するものなのかもしれない。

本書は共産主義批判と解釈されることが多いが、
そんな狭い範囲ではなく、どの国でも、
もっと小さい組織(例えば会社組織)でもみられる
ありふれた風景である。

そもそも本書のタイトルは奇妙だが、動物たちをストーリーの役者とすることで
特に政治の世界(人間統治)を鋭く露呈させることに成功している。

本書は130頁ちょいの非常に短い寓話
初っ端からグイッと引き込まれる内容なので
数時間であっという間に読める。
ただ、内容は厚く深い良書。
環境が不安定となったとき、冷静に状況判断するためには、
いつでも読み直しをお勧めする本だ。


「さっき見た恐ろしい虐殺は、メージャー爺さんが
初めて反乱を煽ったときに、みんなが夢見たことではなかったはず・・・
私がどんな未来を思い描いていたかといえば、
私たち動物が飢えと鞭から解放され、みな平等で、
その能力に応じて働き、メージャー爺さんの演説のあの夜、
私があひるの子たちを前脚にかかえこんだように
強き者が弱き者を守る、そんな社会だったはずだ。
なのに、今や、あの恐ろしく唸る犬たちがのしまわり、
仲間たちがショッキングな罪を告白した後で
ずたずたに引き裂かれる姿を見た後では、
誰も思っていることを口にできないというような
事態になってしまった。」


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