燃えつきた地図 / 安部公房

こんばんは、コタローです!

やはり海外で初めての世界をみると感覚も高ぶり、

非日常感にたっぷりと浸かってしまう。

その神経の高ぶりもやっと日常化し、

今日は久しぶりに結局誰もこなかった陶芸室でひたすら作陶する。

何か作りたいものがあったわけではないが、土を捏ねている間に

2つほど形になってきた。

都会の中で、いやこのネット世界の中で

個人のちっぽけな存在に、生きることに、その意味を確認することが、

ほおっておくと為す術がわからなくなってくる輩で埋め尽くされていくのでは

 

「都会 ― 閉ざされた無限。

けっして迷うことのない迷路。

すべての区画に、そっくり同じ番地がふられた、君だけの地図。

だから君は、道を見失っても、迷うことは出来ないんだ。」

 

「過去への通路を探すのは、もうよそう。

手書きのメモを頼りに、

電話をかけたりするのは、もう沢山だ。

車の流れに、妙なよどみがあり、

見ると轢きつぶされて紙のように薄くなった猫の死骸を

大型トラックまでがよけて通ろうとしているのだった。

無意識のうちに、僕はその薄っぺらな猫のために、名前をつけてやろうとし、

すると、久しぶりに、贅沢な微笑が頬を融かし、顔をほころばせる。」

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