四国の清流 穴吹川ダウンリバー 激沈!

こんばんは、コタローです!

今日、フィットネスに行って足に数箇所 痛々しい傷があることに気付く。

あの超ビッグホールに飲まれたときのものだろう。


さて前回のつづき。

息つく暇もない激流&濁流


体力もかなり消耗してきた。


ここで精神が折れたり、恐怖に飲み込まれたらもどってこれないかもしれない。

勾配は更にきつくなり、すごい速さで川を下っている。

というよりもこれは流されているだけなんだ。

そんなとき、信じられない超ビッグホールを目前にする。

いままでの奴は直径2mぐらいで3mの船体を間違いなく操ればクリアできた。

だが今回の奴は違う。

この3mの船体を飲み込めるほどの恐ろしい奴だ。

おまけに中心部はグルグルと渦がまいており、恐怖心を覚える。

さすがにあれを飛び越すことはできない。

飲まれたら最後だ。

(勿論、そんな写真を撮る暇なんかないのでない。下の写真じゃないよ。)


だが何とかして回避しなければならない。。

距離にして10mぐらいだろうか、方向転換すると真横になり、

そのまま引き摺りこまれそうになった。

こんな状態で突っ込んだらそれこそ木端微塵だ。

再度、パドルを突き、直進方向に船体を戻す。

そしてこの超ビッグホールに挑む覚悟を決める。
超ビッグホールの向こう縁に向けてジャンプするものの先端は届かず

無残にも超ビッグホールの中心部の渦に吸い込まれていく。

次の瞬間、船体が折れ曲がる。

それと同時に自分の体も「く」の字になる。

まだ自分は船の中にいてパドルもしっかりもっている。

しかし上から横から後ろからの激しい水圧でまずパドルがしなり、

無理やりもっていかれそうになる。

ただこれを持っていかれたら、幸運にもこの超ビックホールから生還できたとき、

その後のダウンリバーは命綱なしでバンジーするとの一緒の状態になるので

何が何でも離さなかった。

そして次の瞬間、渦の中で船体がやや左に傾く。

それと同時に「く」の字に曲がった船体が反発力でまっすぐになろうとし、

座っていた自分は渦の中に放り出された。

ここで水を飲んでいたら新聞に載っていただろう。

「無謀なサラリーマン(〇〇歳)増水中の川で溺死。」

あまりにも悲し過ぎる・・・。



ただここは冷静に救命胴衣をつけているのだから、

いつかは水面に顔をだせる瞬間がくるはずだ。

あとは足が岩場にからまらないように上に向け浮上を待った。

もみくちゃにされながら、光が見え左前方に仰向けになった船体を発見。

浮上と同時に左手で掴みとる。

まだ右手にはパドルをもっている。

再戦だ!

前方にはまた瀬がある。

どうやら50mほど流されたようだ。

このまま瀬に突入したら今度こそバラバラになる。

船体を元通りにひっくり返し乗り込む。

自分でも信じられないぐらい上手く乗り込める。

そして一気に瀬を乗り切る。


さっきの撃沈でポンプ他を入れたバックが流されたようだ。

周りを見渡すと右側の絶壁に沿って流されているのを確認。

何とか回収する。

大したものは入っていなかったが、

「その手で清流を汚さないで!」の看板が至る所にあり、

そんな奴にはなりたくなかったので、忠実に回収した次第だ。


そしてやっと左手、道路側に岸を発見。

死に物狂いで漕いで辿り着く。

そこで一旦、体制を立て直す。

防水パッキングしていた紙幣やデジカメ用の電池が濡れている。

それだけあの渦が激しかったことを物語っている。

まず気持ちを落ち着かせ、濡れたものを干し、船体チェックする。

すると船底の気室の空気が抜けていた。

空気注入口のキャップが外れていたのだ。

さっきのビッグホールに飲まれて「く」の字になったときにキャップが弾け飛んだのだろう。

よく生還できたものだと再度噛みしめる。

何とか希望の道路側の岸につけたわけだが、

絶壁になっておりそこから道路には上がれない岸だった。

よってまだダウンリバーは続行しなければならない。

冷静にプランを考える。

場所的には当初計画の中間地点だろう。

もう少し行けば「ブルーヴィラあなぶき」があるはずだ。

約1時間ほど留まり、決死のダウンリバーを再開する。

その後もコントロール可能なビッグホールをクリアし、変更目的地に辿り着く。

やっと安心感を覚える。

岸でズブ濡れの品々を乾かし、乾かしている間は本を読んで過ごす。

天気も良かったので1時間ほどで乾く。

本を読み終わる頃には流速も緩み始め、水位も20cmほど下がったようだ。

さっきまで見えなかった藻がみえる。(本の右手)


一通り荷物をまとめ、駐車場のはじにカヤック一式を置き、スタート地点の

白人神社までジョギングして車を回収する。

4km弱だったので30分程度で到着。

景色を眺めながらだったので気持ちの良いジョギングだった。


帰りのジョグでこれまで下ってきた川の様子をどうぞ。

大分、治まってきたがまだまだ激流っぷりはすごい。

スタートからゴールまで順に振り返る。

早速折り返してカヤックを回収し、時間もあったので行きしに見かけた

穴吹温泉に向かうことにした。

あまりに鄙びた温泉。客は平時の2時とあって誰もいない。

ホントに温泉か?というぐらい無色透明、無臭&ぬめりなしでただの湯?

まあ、貸切でゆっくりとできたので良しとする。

とりあえず服も着替え、さっぱりしたので、まだ時間もあることなので

近くにある「うだつの街並」に寄ることにした。

詳細は次回おまけで。


今回はラッキーなことに生還できたが、やはり台風後の川下りはリスクが大きすぎる。

川の水の色、特に重要なのは流速をきちっと判断する必要があると思った。

これも経験だ。次回に活かしたい。

次回は川遊びレベルの清流を計画したい。

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